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廃校を地域再生の拠点に 田川市で「サミット」開催

2018年10月14日 03時00分 更新


  • 島原手延べそうめんを味わえる廃校の食堂について説明する長崎県南島原市の運営事業者

 地域再生の拠点施設として廃校の活用を考える「第2回九州廃校サミット」が13日、田川市であった。廃校を工場や食堂などに活用している九州の事業者が取り組みを披露し、一般を含め約90人が聞き入った。

 サミットでは、熊本県菊池市の廃校施設「きくちふるさと水源交流館」の運営団体が、用水路でのカヤックで集客し、高齢者への弁当宅配サービスも実施していると説明。辛子めんたいこ味のせんべいを製造する山口油屋福太郎は添田町の廃校を工場に転用し、雇用を生んだと強調した。

 一方、そうめんの食堂を廃校で営む長崎県南島原市の高橋和毅さん(42)は「移住時は住民とのつきあいが大変だったが、築いた関係が今、生きている」と地域協力の大切さを指摘。熊本県球磨村の「田舎の体験交流館さんがうら」は住民自らが運営委員会を組織していることを報告した。

 九州の廃校を巡るツーリズム構想も話題に。サミット発起人の一人で福岡地域戦略推進協議会の石丸修平事務局長は「廃校がネットワーク化すれば互いの強みを生かせる」と強調。廃校の用途は宿泊や飲食などさまざまで、マウンテンバイクの元プロライダー山田大五朗さん(40)は「廃校同士が連係すれば、自転車で廃校を巡る九州一周の旅もできる」と語った。










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