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釜山でKポップフェスティバル 観光客増狙い「官製」イベント

2018年10月20日 03時00分 更新


  • 国内外から大勢のファンが集まった昨年の「釜山ワンアジアフェスティバル」の開幕公演=韓国・釜山市(釜山観光公社提供)

 韓国・釜山市が、国内外の若者に人気のポピュラー音楽「Kポップ」を起爆剤にした外国人観光客の増加策に力を注いでいる。20日開幕の「釜山ワンアジアフェスティバル(BOF)」は、人気歌手が多数出演。約5億3000万円の費用は、市と国が4分の3を負担して全面支援する。韓国は2020年代前半にも人口が減少に転じるとの分析もあり、海外への「韓流」の売り込みは、縮小する内需を補う「国策」でもある。

 BOFは16年に始まり3回目。平昌五輪の閉会式に出演した「EXO(エクソ)」や、北朝鮮でも公演した女性グループ「レッドベルベット」などが参加し、トークショーや撮影会などファンと触れ合うイベントもある。

 総費用のうち市が約3億3300万円、国が6700万円を負担する「官製」イベントの狙いについて、市の担当者は「首都ソウルに集中しているKポップが生む観光需要を、釜山にも取り込みたい」と明かす。

 昨年は10日間で26万人を動員し、うち3万2000人が外国人。約76億円の経済波及効果があったという。日本向けPRを強化した今回は「チケットぴあ」が日本でチケットを販売し、開幕公演2700席分が10分足らずで完売した。

 韓国の人口は、日本の半分以下の約5100万人。釜山市は韓国第2の都市だが、高齢化や製造業など地場産業の低迷の影響で1995年から人口減が続く。Kポップイベントによる外国人集客策は、一極集中する首都との格差解消の狙いもある。 (釜山・丹村智子)










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