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一部不通の平筑鉄道支援 「京築ヒノキで駅のベンチを」 西工大、西南女学院大生製作へ

2018年10月29日 03時00分 更新

記者:佐伯浩之


  • ベンチ制作を話し合う西南女学院大と西日本工業大の学生たち(西南女学院大提供)

 福岡県京築地方のヒノキを使って、若い世代が好む家具などの商品開発に取り組む活動「ちくらす」を進める西南女学院大(小倉北区)と西日本工業大(苅田町など)は、今年夏の西日本豪雨で一部区間が不通になっている第三セクター「平成筑豊鉄道」(福智町)を支援するために、京築ヒノキでベンチを製作し、駅に設置する計画を進めている。

 「ちくらす」では、西南女学院大が商品の企画を立て、西日本工業大が制作を担当。コンペティション(競技会)方式で商品を決め、これまでにバインダーや名刺入れなどを開発してきた。

 今回は、7月の西日本豪雨で、田川線の田川伊田(田川市)−崎山(みやこ町)間が不通になり、運行再開を目指している同鉄道を応援しようと企画が持ち上がった。

 西南女学院大の高橋幸夫准教授のゼミ生6人は、列車に乗り、東犀川三四郎駅(同町犀川続命院)などを調査。製作のテーマを「譲りたくないベンチ 〜ずっと座っていたい、でも譲らないと…〜」に決めた。

 13日には行橋市内でテーマ発表会議を開き、両大の学生約10人に加え、同鉄道の田中和樹専務(57)が出席。西南女学院大からは、製作テーマに加え、(1)京築ヒノキの特徴を生かすこと(2)腐ったり朽ちたりしないこと(3)速乾性−など五つの条件が提示された。西日本工業大の学生は28日までに製作資料かサンプルを作り、次回のデザインコンペで発表する。

 同鉄道は27日に不通区間の運行を再開する予定で、田中専務は「駅の魅力発信に加え、鉄道を支援してもらえることがありがたい」と話していた。










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