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豪雨流木 復興の力に 朝倉の住民団体 まきに再生、販売益は地域還元

2018年10月29日 03時00分 更新

記者:末広浩


  • 九州豪雨の流木・倒木をまきにする作業に取り組む師岡知弘代表=福岡県朝倉市の高木地区

 昨年7月の九州豪雨で被災した福岡県朝倉市高木地区で、住民グループ「高木薪(まき)づくりプロジェクト」(師岡知弘代表)が、被害を拡大させ今も同地区などに放置されている流木や倒木をまきにして販売する活動を始めた。「厄介者」の流木・倒木を少しずつ撤去し復興を図るとともに、販売益を地元自治組織に寄付する「一石二鳥」の取り組みを目指す。現在、注文を受け付けていて、11月から本格的に納品する。

 佐田と黒川の2エリアからなる高木地区では九州豪雨時、沢を流木が流れ、住家を壊すなどした。公共事業などで処理されない民間の山の倒木は、所有者が自費で撤去する必要があり、現在もそのままになっている所があるという。

 「まきは一定の需要がある。流木・倒木を高木地区のために生かしたい」。集落支援員として住んでいた同地区黒川で被災し、地区外の仮設住宅で暮らす師岡代表(48)はこんな思いで8月、友人らとプロジェクトを立ち上げた。同代表によると、被災後の同地区は人口が減り、自治組織「高木地区コミュニティ協議会」の運営は今後、厳しくなるといい、まきの販売益を寄付する計画だ。

 流木・倒木となったスギとヒノキは地元住民らの協力を得て同地区の農協跡地に集め、師岡代表らが割って乾燥させている。長さ35センチ程度で10キロ税込み1200円。配送料は要相談。

 師岡代表は「もともとは山の資源だった流木・倒木をまきにすることで、高木地区を潤せたらいい」と語る。問い合わせと予約は高木薪づくりプロジェクト=090(9705)4406=かフェイスブックで。










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