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通所施設内に手作りピザ店 福岡・桂川町 店づくり、地元企業や住民が支援

2018年12月09日 03時00分 更新

記者:丸田みずほ


  • 手作りの石窯(写真後方)で焼いたピザを紹介する施設利用者(右)と職員

 障害がある人たちをサポートする就労継続支援B型事業所「石窯ピザ 一歩」が30日、福岡県桂川町吉隈の障害者通所施設「GSグリーン桂川」内にオープンした。季節ごとにイベントも開く予定で、施設を運営するNPO法人人間賛歌の相良五郎理事長(69)は「地域の人との交流拠点にしたい」と話している。

 施設には現在、自閉症や発達障害がある10〜50代の男女8人が通っており、野菜や香草などを育て、就労に必要な能力を身に付ける訓練を行っている。ピザ店は、相良さんが「社会との関わりを持った方がいい」と考え、利用者に呼び掛けて開設を決めたという。

 店のピザ窯は、地元の企業が無償で譲ってくれた耐火れんがを使い、2カ月半かけて完成させた。床や壁には地域住民から譲り受けた木材を使用。店内は白を基調とした温かみのある造りで、ピザを焼く姿も見ることができる。施設の利用者は色塗りやくぎ打ち、排水用の側溝を掘る作業などに携わった。

 ピザ店では、施設利用者が接客や調理、会計を分担して行い、職員がサポートに当たる。メニューは当面、マルゲリータとミックスピザの2種類で、花畑牧場(北海道)から仕入れたラクレットチーズを追加でトッピングできる。調理師免許を持つ利用者がレシピを約20種類考案しており、徐々にメニューを増やす予定だ。

 施設職員の水口徳明さん(40)は「ピザ店での作業は自信につながるはず。活気のある場所にしたい」と話している。営業は午前10時〜午後6時で、火曜日が定休日。問い合わせはGSグリーン桂川=0948(20)9019。










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