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「恋をする全ての人に贈る」 元「サーカス」の夫婦デュオ2VOICEが新アルバム クリスマスソング名曲をカバー

2018年12月13日 14時00分 更新

記者:木村貴之


  • 2VOICEのファーストアルバム「120歳のLove Song」。二人がともに還暦を迎えた2016年にリリースした


 10月末発表した新譜は全12曲。「Have Yourself〜」をはじめ、ジャクソン5の「Give Love On Christmas Day」、アニメ「スノーマン」の主題歌「Walking In The Air」、スティービー・ワンダーの「Someday At Christmas」…と数々のスタンダードを歌い、間にオリジナル曲「First Christmas」(日本語版と英語版)も忍ばせる。

 ロックやジャズ、R&Bなど多彩な音楽を吸収した順子の力強く、つややかな女声が、高音域もカバーする央介の繊細な男声と調和。楽曲アレンジはスタイリッシュで「大人の音楽」の雰囲気も漂うが、聞き取りやすい英語詞に絡む歌声は幅広い世代の耳に心地よく染み入りそう。オリジナルを違和感なく聴かせるところも、二人の熟練した技を物語る。

 順子は「年齢を重ねるたび、温かい音楽を二人で届けたくなって。幸せな歌詞が多いクリスマスソングはぴったり。心を込めて奏でる音楽を届けます」と笑顔。央介も「還暦になっても人を恋しく思う気持ちは変わらないし、失いたくない。こんな思いを多くの人と分かち合えれば」と目を細め、手応えを語る。

 四声から二声になり、夫婦の歌声が調和して「2VOICE」。二人のラブソングは若々しく響き続ける。(敬称略)

サーカス、2VOICEは九州がルーツ!?

 ともに約30年にわたって「サーカス」のメンバーとして活動してきた「2VOICE」の原順子と叶央介。新譜キャンペーンで西日本新聞社を訪れた二人に聞くと、意外な事実が分かった。サーカスのルーツも2VOICEの原点も、同じ九州。そのワケとは―。

 サーカス初期メンバーとなった姉弟3人(叶正子、高、央介)の父・叶公(ひろし)さん=故人=は福岡市出身で、母・珠子(たまこ)さん=故人=は熊本市出身。央介によると、大手紙記者だった公さんは熊本支社勤務時代、熊本県警の電話交換手だった珠子さんと恋に落ち、恋愛結婚。熊本在住時に長女正子を授かり、北九州に転勤後、高と央介が生まれた。もう一人の初期メンバー卯月節子の母親は珠子さんの姉で、ルーツは同じ熊本という。

 順子は東京・深川で生まれ育った。生粋の江戸っ子だが、1991年に央介と結婚し、新婚旅行で訪れたのが央介の出生地・北九州市門司区。「わずか2日間のハネムーン。時間は短くても思い出が刻めるだろうと決めた。お義父さんが教えてくれた駅前の中華料理店、とてもおいしかった」と順子。央介も「僕が通った幼稚園も残っていたし。駆け足だったけど楽しかったね」。二人の原風景になっているといえそうだ。(敬称略)

「恋をする全ての人に贈りたい」。クリスマスソングの名曲カバーでつづる新譜について語る「2VOICE」の原順子(左)と叶央介=12月上旬、福岡市・天神の西日本新聞社(撮影・木村貴之)
2VOICEがリリースした新譜「Winter Love Song〜Harmony On Christmas Day〜」









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