ようこそ ゲスト様

qBiz 西日本新聞経済電子版

ケアマネ雇用を偽装 経営難の「友愛会」施設 聴聞会で反論なし、近く改善命令へ 福岡県行橋市

2018年12月16日 03時00分 更新

記者:佐伯浩之

 福岡県行橋市流末の社会福祉法人「友愛会」が運営する2施設が公共料金の滞納などで経営が難しくなっている問題で、1施設が運営に必要な職員がいないのに雇用しているよう偽造した書類を提出していたことが市への取材で分かった。市は14日、法人に出した改善勧告に対する聴聞会を開いたが、反論はなく、近く改善命令などを出す方針。

 市などによると、書類の偽造は特定施設「いまがわ秋桜(こすもす)ガーデン」で11月末の特別監査で見つかった。介護保険法などに明記されている常勤の介護支援専門員(ケアマネジャー)を配置していないにもかかわらず、雇用しているとした書類を市に提出。勤務表やタイムカードも偽造していたという。

 聴聞会には、法人理事が出席。市が偽造についてただすと、「間違いありません」と認めたという。もう一つの施設、特別養護老人ホーム「今川河童(かっぱ)苑」で、職員が退職して人員確保が見込めない点についても反論はなかったという。

 両施設は10、11月分の水道代計約40万円を滞納。期限の11月末までに支払いがなかったため、市は今月3日、給水を一時停止。パートを含む介護職員の多くが給料支払いの遅れで退職するなど、運営に支障が出ている。

 市は同13日までに全入居者28人を市内外の18施設に移送した。










九州経済 ニュースの最新記事



Recommend

ランキング

Recommend

特集 最新記事

コラム 最新記事