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“旧官庁街”が育てた博多名物もつ鍋 福岡・天神で新生飯店とリレー営業 楽天地の店主父子に聞く

2019年01月10日 10時46分 更新

記者:木村貴之


  • 〈写真上〉新生飯店の店主足立楽友さん(左)と妻英子さん〈写真下〉店舗は楽天地天神本店とビルに同居し、リレー営業を続ける

  • 新生飯店の看板メニュー「皿うどん」(右)と「ちゃんぽん」は、楽天地のもつ鍋と併せ、天神の庶民の味として親しまれる

  • 楽天地が昨年末に新規出店した「天神大名店」。1月中旬から楽天地初のランチ営業も始めるという


  2004年、崇さんが銀行を辞め、店に入る。

 (崇) 飲食店は素人だったが、10年間の銀行マン生活で事業経営は学んだつもり。現場で営業を一から勉強し、店舗経営のノウハウも分かってきた。今は人材育成を重視し、従業員を社員としての雇用を進める。父は5年前に体調を崩し、療養を続けながら母と事業を指揮。今も司令塔であることは変わらない。

  昨秋から今秋にかけて計3店舗の新規出店を計画。強気の戦略が印象的。
 ⇒楽天地、連続3店舗を新規出店へ

 A(寿) 息子から相談を受け、わしがGOサインを出した。人が多く集まるエリアに出店するのは良いことだ、と。息子は銀行を辞めて水商売の世界に飛び込み、これまで頑張って店を支えてくれた。その努力に謝意を示す意味もある。

 Q 崇さんは店HPなどで「二代目」を自称する。

 A(寿) わしはまだ引退しとらんし、まだ認められん。ただいつまでも認めんわけにはいかん。そのときが来たらわしが決める。

 Q 4月末に「平成」が終わり、新時代が訪れる。楽天地が目指すのは?

 A 店が創業した77年、読売ジャイアンツの王貞治選手が本塁打765号で世界記録を塗り替えた。父はジャイアンツ、私は福岡ソフトバンクホークスのファン。王選手はその後、ホークスの球団会長になった。楽天地は2018年、通販の土産用もつ鍋を含め、通算756万食を達成した。王さんの記録は前人未到の868本。それにちなんで「868万食」を達成し、日本の…いや、世界の「もつ鍋王」を目指したい。

楽天地天神本店があるビル。新生飯店とフロアをシェアして同居し、昼と夜で店が変わる“リレー営業”を続ける=福岡市・天神
もつ鍋専門「楽天地」店主の水谷寿さん(右)と、自称「二代目」の長男崇さん。父子は「もつ鍋で福岡を盛り上げたい」と意気込む
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