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福岡工高生がAIロボ開発 玄関で来校者案内

2019年01月13日 03時00分 更新

記者:下村佳史


  • 来校者と対話するAIロボットを作った福岡工業高の3年生たち

 福岡市早良区の福岡工業高の3年生が、同校を訪ねて来た人と対話する人工知能(AI)ロボットを開発した。来校者がよく使う単語をデータとして入力していて、話し相手の会話を単語に分割し意図を捉え、言葉を返す。17日、市内で開かれる福岡県高校工業クラブ連盟の発表会で披露され、2月中旬から同校の玄関に立つ。高校生によるAIロボの開発は全国的にも珍しいという。

 製作したのは電子工学科の7人。木戸健二教諭(62)が指導した。AIロボは繊維強化プラスチック(FRP)製で、高さ90センチ、重さ15キロ。フランス語で友達を意味する「コパン」と名付けた。

 来校者に目的の教室への行き方を説明するほか、校歌を歌うなど約100項目に対応できる。うなずいたり首を振ったりすることも可能。間違った時は正しい答えを学習させ、返答できる項目を増やしていく。

 生徒たちは昨年4月、週3時間の課題研究授業のテーマを話し合う中で、「学校に足跡が残せる挑戦的な研究がしたい」との思いで一致。翌月から開発が始まった。

 言語処理をインターネットでIT事業者のサーバーと接続して任せる方法もあったが、生徒たちは課題研究授業の時間や自宅で、最先端のプログラミング言語「パイソン」を勉強。放課後や週末、夏休みを使って製作に打ち込んだ。

 リーダーの加藤勇さん(18)は「どう手を付けていいか分からない時期もあったが、やる気があれば、大きなことも達成できるという自信がみんなに生まれた」と話す。

 福岡工業大(福岡市東区)の松尾慶太教授(52)は「高校教育にAIのプログラムを取り入れていく先駆けとなる」と評価している。










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