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資生堂が福岡県、久留米市と立地協定 新工場「アジア市場の拠点」

2019年02月13日 03時00分 更新

記者:山本諒


  • 福岡県庁で立地協定締結後、資生堂の魚谷雅彦社長(左)に小川洋知事(右)と大久保勉久留米市長から同社のロゴマークで「久留米市の木」のツバキが贈られた=12日午後(撮影・三笘真理子)

 化粧品大手の資生堂(東京)は12日、福岡県久留米市での新工場建設について、県や同市と立地協定を結んだ。国内外向けのスキンケア製品の製造工場として2021年度に稼働を予定。魚谷雅彦社長は「九州は新しいことに挑戦しようとする風土がある。人と最先端の技術が共存した生産モデルをつくっていきたい」と展望を語った。

 同社が九州に工場を設けるのは初めて。建設予定地は久留米市と同県うきは市にまたがる「久留米・うきは工業団地」内の9万7千平方メートルで、年間生産能力は1億4千万個を見込む。400億〜500億円を投資し、あらゆるモノをインターネットにつなぐIoT技術なども導入する。

 日本製の化粧品市場は国内外で需要が増加。同社は国内3工場、海外8工場の生産体制だったが、製品の供給は逼迫(ひっぱく)していたという。さらなる成長のため安定供給の体制確立が不可欠として、栃木県大田原市と大阪府茨木市での工場新設に続き、西日本全域をカバーできる久留米市への進出を決めた。魚谷社長は「大きな市場の近くに拠点を設けることが重要なポイントだった。福岡はアジアの窓口で訪日外国人も多い」と説明した。

 福岡県庁で協定締結に臨んだ小川洋知事と大久保勉久留米市長は事業活動の支援を約束。小川知事は「新しい雇用も生まれ、地域に対する愛着や誇りにつながっていく。メード・イン・久留米が国内外に広がっていくことに期待したい」と述べた。










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