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車の「離合」通じない? 九州の方言、「鉄道用語」説も

2013年08月30日 15時00分 更新

記者:池田郷


 山間の狭い道路で車を運転中、前方から近づく大型車。「あれれ、離合できるかな?」。そうつぶやいたあなたは、かなりの確率で生粋の九州人だ。車と車がすれ違う意味の「離合する」という言い回しは、実は東日本ではほとんど通じない。標準語と疑わない九州人も多いようだが…。

■境界は関西 

 「離合? ドライバー同士、お客さんとの会話で普通に交わす言葉。標準語だと思っていた」と福岡市のタクシー運転手(53)は話す。

 一方、関東出身の人には「離合」がほとんど通じないことに気づき、独自に地域ごとの定着傾向を調べた人がいる。日本自動車連盟(JAF)福岡支部(福岡市)の大内田里美事業係長。各地のJAF支部や知人に問い合わせてみたという。

 大内田係長によると、東京の支部職員は「離合? 何のこと? 『行き違う』『すれ違う』としか言わない」。岐阜出身者も同じような回答だったという。

 関西では「知らない」「聞いたことはある」と回答にばらつきが出た。広島に住む知人は「普通に使う」。大内田係長は「使う、使わないの境界線は関西あたりか」とにらんでいる。

 ちなみに西日本新聞の紙上でも、交通事故の記事や山間部の道路整備の遅れを指摘する記事などで「乗用車の離合がやっとの狭い通り」などと使っている。社内向け記事データベースで検索できる1989年以降、500本超の記事に「離合」の表記が見つかった(「離合集散」は除いた)。

■今は使わず 










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