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武雄市図書館、中学「商業施設」として利用制限 市長抗議で撤回 

2013年12月10日 20時31分 更新

記者:前田絵


  • 書店とカフェが併設され人気の佐賀県武雄市図書館

 書店やカフェを併設する佐賀県武雄市図書館は「商業施設」に当たるとして、近くの県立武雄青陵中学校(平川年明校長)が登下校時に生徒だけで立ち寄るのを禁止し、帰宅後もカフェは保護者同伴でないと利用してはならないと指導していたことが分かった。市立校ではこうした指導はなく、樋渡啓祐市長が抗議。学校側は10日、保護者に「登下校時であっても生徒だけで図書コーナーを利用することを認めたい」とする文書を配布、指導を撤回した。

 武雄市図書館はレンタル大手のTSUTAYAを展開する企業が運営。蔦屋(つたや)書店やスターバックスコーヒーも入居、年中無休で午後9時まで開館している。

 武雄青陵中は、カフェなどの併設を理由に「校則で商業施設と同じ扱いになる」と判断。6月発行の「生徒指導便り」で、生徒だけでの利用は帰宅後や休日の図書コーナーに限ると通知。下校後に生徒と保護者が待ち合わせに使うのも「何らかのトラブルに巻き込まれるなど、あまり好ましくない」と自粛を求めていた。

 樋渡市長は9日の市議会や自身のブログで「異議あり」などと抗議。学校側が10日に配った文書は「諸般の事情に鑑み、利用を制限すべきではないとの判断に達した」としつつ、夜間やカフェは「保護者の責任のもと」で利用させるよう求めた。文書を見た市長は「迅速な方針転換を歓迎するが、説明は不明確だ」と話した。










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