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qBiz 西日本新聞経済電子版

福岡ウェブ界の雄、米国を目指す真の理由

2014年02月18日 03時00分 更新

記者:川合秀紀


  • ペンシルの覚田義明社長

 1995年に設立し、多くの名だたる大手企業を相手にウェブコンサルティングを手掛けるペンシル(福岡市)。2月1日、米国・サンフランシスコに支店を開設し、4月にはあの「シリコンバレー」にも進出を計画。創業者の覚田義明社長(49)に、「ウェブの聖地」と呼ばれる米国にいま拠点を設ける理由を聞いた。そこには、ブームや不況、激しい業界競争の中で生き残ってきた者だからこそ、の思いがあった。

「夢」だけじゃなく「危機感」からも

 ―ウェブ関連の地場企業が米国に進出するのは珍しいことです。いま決断した理由は何ですか?
 「日本国内の消費者が少子化で減っていく中、ウェブを使ったダイレクトマーケティングを手掛ける企業は、やはり世界を相手にする方向だと思うんです。そこで当社がお手伝いできる部分があるとは、以前から思っていました」

 「昨年10月から3カ月間、インターンでサンフランシスコのウェブマーケティング会社に勤めたことで分かったのが、グローバルなダイレクトマーケティングのやり方でした。国や地域ごとにマーケットを考えていなかったんです。それは、『英語圏』というターゲットでした。つまり、米国一になると世界一になれる、ということでした。今回の米国拠点も、米国という国を狙うのではなく、『グローバル』を狙うためなんです」

 ―もともと、グローバル展開を目指していたんですか?
 「ありません。誘われても断っていました。自分はそんな器じゃないと思っていたんです。従来、グローバル展開するのは、日本一になったとか、成功した企業が最終的に目指すことだと思っていました」

 ―米国滞在で、何が変わったんですか?










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