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認知症高齢者見守る「大牟田方式」とは 設立10年、地域再生大賞に

2014年02月24日 03時00分 更新

記者:御厨尚陽


  • はやめ南人情ネットワークの10周年と受賞を万歳で祝った祝賀会

 認知症の高齢者を地域ぐるみで見守る活動で、第4回地域再生大賞の最高賞に選ばれた大牟田市の住民団体「はやめ南人情ネットワーク」が23日、受賞と設立10周年の祝賀会を同市の駛馬南小学校で開いた。約150人が参加し、喜びをかみしめた。

 2004年の発足当初から、徘徊(はいかい)する認知症患者の保護活動をスタートさせた同団体。祝賀会では冒頭、汐待律子代表世話人(74)が「試行錯誤が続いたけど、10年間で認知症の高齢者を抱える家族や住民の意識が変わった。歩みを止めず、認知症への正しい理解を広げたい」とあいさつ。古賀道雄市長は「皆さんの活動は全国の模範で、市のまちづくりに欠かせない。市民の誇り」と語った。活動に関わった学生たちも祝福。大牟田市在住で佐賀大に通う池田菜津野さん(21)は「私たち若い世代がたすきを受け取って、認知症になっても人生を楽しめるまちづくりを続けたい」と力を込めた。

 国際医療福祉大学の大熊由紀子教授による講演もあり、国内の認知症に対する取り組みを紹介して「大牟田はいつまでも自分らしく過ごせる日本一幸せな地域」と絶賛した。住民手作りの料理も振る舞われ、万歳三唱で締めくくった。

 地域再生大賞は全国の地方新聞社と共同通信社が創設。九州の団体が最高賞に選ばれたのは今回が初めて。

 ■100超す自治体に拡大










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