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オノ・ヨーコさんゆかりの屋敷跡 柳川市買い取り観光整備へ

2014年07月03日 03時00分 更新

記者:細萱喜光、布谷真基


  • 武家屋敷の門構えが残るオノ・ヨーコさんの祖父の屋敷跡

 福岡県柳川市は、故ジョン・レノンさんの妻で芸術家のオノ・ヨーコさん(81)の祖父の屋敷跡を買い取り、観光資源として整備する方針を明らかにした。屋敷は解体されているが、跡地は柳川名物の川下りコースの途中にあり、武家屋敷の重厚な門構えが残っている。市民グループなどから活用を求める声が上がっていた。市は、夫妻の業績や柳河藩士だった小野家の歴史を紹介する記念館の建設を検討している。

 ヨーコさんの祖父は、小野英二郎氏。地元の柳河中学(現伝習館高)から同志社英学校(現同志社大)に進み、日本興業銀行(みずほ銀行の前身)の第4代総裁を務めるなど財界人として活躍した。ヨーコさんは東京出身だが、1989年秋にお忍びで屋敷跡を訪れたこともある。

 屋敷跡は同市新外町にあり、敷地は約1400平方メートル。現在は県外在住の遠縁の人が所有している。今年5月、高齢者施設の建設計画が浮上するなどしたため、市が危機感を抱き、買い取りの交渉を始めた。所有者は「ぜひ観光に役立ててほしい」と売却の意向を示したという。

 市は9月市議会に購入費などを計上する。金子健次市長は「世界的に活躍した夫妻の業績や、小野家の歴史も紹介する記念館建設などを検討したい」と述べた。市に買い取りを求めていた市民グループ「柳川ふるさと塾」の原達郎(たつお)塾長は「小野家ゆかりの場所を、何とか観光資源にしたいと活動してきたメンバーの努力が実った。最も理想的な方向になり、とてもうれしい」と話している。












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