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カラフル落雁 仏壇華やかに 福岡・福智町

2014年10月12日 03時00分 更新

記者:諏訪部真


  • 出荷前の最終チェックを受ける落雁

 色とりどりの花柄があしらわれた柱は何かの飾り? 実はこれ、和菓子「落雁(らくがん)」を使った仏壇の供え物。福岡県福智町の供物工房、楽心堂(らくしんどう)が売り出し、全国から注文が相次いでいる。

 砂糖や米粉でつくる落雁は、盆に盛りつけて供えることが多いが、工房長の大井哲子さん(62)は色の付いた餅を重ねる供え物「お華束(けそく)」に着目。餅の代わりに落雁でデザイン性の高い供え物を作ろうと8年前から試行錯誤を重ねてきた。

 これまでの落雁は原色が中心だったが、淡いピンクや紫など200色超を作成。円柱や六角柱の芯に貼り付け、鮮やかなグラデーションを表現した。大型供え物(高さ約50センチ、直径約12センチ)1本に使う落雁は最大約800個に上る。

 現代的なデザインが評判を呼び、全国の約100寺院や一般家庭から注文があり、今年の盆は600本を販売。9月も彼岸花をモチーフにした作品が人気を集めた。今は、近く始まる浄土真宗の法要「報恩講」に向け、制作に追われている。

 大井さんは「落雁を通じて美しい四季の色を届けられれば」と話す。2本セットで3千円から。楽心堂=0947(22)7288。










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