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東九州道「あの区間」にトイレができる?

2014年10月29日 03時00分 更新

記者:角谷宏光


  • 起工式が行われた「蒲江インターパーク」(仮称)の建設地。目の前には猪串湾が広がる

 東九州自動車道の大分−宮崎両県間の約150キロで、1カ所もサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)がないまま、本年度中に全線開通することを踏まえ、食事やトイレ休憩に利用してもらおうと、大分県佐伯市蒲江の蒲江インターチェンジ(IC)沿線で28日、「蒲江インターパーク」(仮称)の起工式があった。蒲江ICからは無料乗降でき、SAやPAと似た感覚で立ち寄れるのが大きな特色。農水産物直売所も備える。

 国土交通省延岡河川国道事務所などによると、大分松岡PA(大分市)から川南PA(宮崎県川南町)までの約150キロは上下線ともSA、PAがない。無料区間内にある蒲江ICは大分松岡PAから約60キロ、川南PAから約90キロと、中間点近くに位置することに着目し、同IC周辺の名護屋地区の区長会は地域振興策として休憩施設の建設を要望していた。

 関係者によると、インターパークは同ICから約800メートル南側の猪串湾を一望できる約9800平方メートルの敷地に、約140台分の駐車場やレストラン、情報案内所などを、国の農山漁村活性化プロジェクト支援交付金を活用して佐伯市などが整備。地元の区長や会社経営者らでつくる「海べ株式会社」(戸高吾一郎社長)が運営し、来年3月中旬にオープン予定。総事業費は約3億5000万円。

 同社は地元からパート従業員ら約30人を雇用。東九州道の別府湾SA(別府市)以南はガソリンスタンド(GS)がないため、近くのGSに協力を求めて日曜日なども営業するようにして、インターパーク利用車を案内するという。

 佐伯市によると、名護屋地区は人口1293人で高齢化率37・5%の過疎地域。戸高社長は「インターパークが、仕事や観光などで車で訪れた人たちと地元生産者らをつなぐ懸け橋となり、地域浮揚を図りたい」と話している。










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