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太宰府天満宮「梅ケ枝餅」の秘密

2015年01月23日 03時00分 更新

記者:山本敦文


  • あんこ入りの梅ケ枝餅を重ね、さらにあんこを挟んだ「重ね餅」。ボリューム感たっぷり…

  • 梅ケ枝餅を頬張りながら参道を歩く外国人観光客

 「学問の神様」で知られる菅原道真を祭神にまつり、受験シーズンは多くの参拝客でにぎわう太宰府天満宮(福岡県太宰府市)。名物と言えば、なんといっても梅ケ枝餅だ。参道などに36軒の店がずらりと並び、こんがり焼いたあんこ入りの白い餅の香ばしさ。「実は、梅ケ枝餅には今でこそ知られていない食べ方があったり、月に1度だけ色が変わったりしているのだぞ」。…あっ、その声は天神様! 「調べてみるがよい」。ははっ、では早速−。

 天神様に導かれるように平日の昼前、太宰府天満宮の参道に足を運んだ。初詣の参拝客もまだ多いが、より目立ったのは中国や韓国からのツアー客。小旗を持った添乗員に先導され、10人前後の団体が途切れることなく続く。その多くが片手にタブレット端末、もう片手に梅ケ枝餅を持ち、頬張りながら歩いている。

 太宰府観光協会によると、天満宮には昼ごろに到着するツアーが多く、梅ケ枝餅は「腹持ちがいいファストフード」として人気なのだとか。中国人の添乗員男性(27)に確かめると「北京の人には甘すぎるけど、(料理の味付けが甘い)上海の人にはちょうどいい」そうだ。

 その梅ケ枝餅に「重ね餅」という食べ方があるという。ぜひ、味わってみたい。太宰府梅ケ枝餅協同組合理事長の不老安正さん(70)に相談すると「うーん…。今はもう店では出していないからね」。最初は難色を示されたが、ここは天神様の御利益か、最後は折れてくれた。

 「よろしい、特別に作ってやろう」










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