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原発ゼロで電気料金安く? 再稼働との比較を試算

2015年06月19日 03時00分 更新

記者:竹次稔


 原発ゼロを決断すれば一部を再稼働するより電気料金は安くなる−。原発のコスト研究を続ける立命館大の大島堅一教授(環境経済学)が、そんな試算をまとめた。電力各社は再稼働に向け、稼働させていない原発に多大な維持費(修繕費や作業員の人件費など)を投入している。ゼロを決断して維持費をなくすと、各社が数基を再稼働し、代替の火力発電の燃料費などが抑制される分を上回る経費削減効果があると指摘。大島氏は「再稼働すれば電気料金は安くなると単純には言えない」と問題提起する。

 大島氏は、関西電力のデータを基に試算。関電は原発再稼働の遅れを理由に6月から、東京電力福島第1原発の事故以降、2度目の値上げに踏み切った。国の料金審査の際、最新の発電原価のデータを開示した。

 試算によると、関電の原発全11基(4月に廃炉が決まった美浜1、2号機を含む)には、稼働しなくても必要な維持費が年間総額約1943億円掛かっている。

 関電は高浜3、4号機の2基が原子力規制委員会の審査基準に適合し、今年11月から再稼働できると見込む。高浜3、4号機を1年間稼働させ、燃料費がかさむ石油火力で補っている発電を減らすと仮定しても、節約効果は年間約1千億円。










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