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博多駅と湾岸結ぶロープウエー構想 JR九州「観光の目玉に」

2015年12月12日 03時00分 更新

記者:井上直樹、飯田崇雄、森亮輔



  • JR博多駅(手前)とウオーターフロント地区(奥)を結ぶ大博通り=8日、福岡市博多区(本社ヘリから、撮影・中村太一)

街の新しいシンボルに

 JR九州が福岡市の博多駅と博多港のウオーターフロント(WF)地区間をロープウエーで結ぶ構想を検討していることが11日分かった。両地区につながる大博通りの上空約2・5キロを運行するアイデアで、実現すれば日本初の都心型ロープウエーになる。WF地区への交通アクセス改善につながるほか、観光の目玉、街の新たなシンボルとして期待される。

 複数の関係者が明らかにした。福岡市が今年春に民間から公募した「WF地区再整備基本計画」への提案の中に、ロープウエー構想を盛り込んだ。定員15人前後のゴンドラを導入し、大博通りの中央分離帯に支柱を立てて駅から中央ふ頭付近までをロープでつなげる構造を想定。空から街の景観も楽しんでもらう。博多駅ビルや博多港の建物にロープウエーが直接乗り入れる案もある。

 JR九州首脳は「市や行政の判断次第だが、良い構想だと思う。やるとなれば実現できるよう事業性を考えている」と明言。市幹部の中には「道路は直線で距離も長くない。面白い提案だ」と評価する声もある。

 ロープウエー案はJR九州以外の企業も提案しており、このほかケーブルカーや連節バス、地下鉄延伸で接続するといった複数のアイデアが浮上している。WF地区再整備は来年度以降に事業者公募を始める計画だが、ロープウエー構想が実際の計画に盛り込まれるかは未知数だ。

 JR九州は事業費を明らかにしなかったが、関係者によると、地下鉄延伸や路面電車と比べると工事費を安く抑えることが可能。大手ゼネコンは、高さ50〜60メートルの場合の建設費を「約120億円」と試算している。博多駅−中央ふ頭の所要時間は約7分、輸送能力は1時間2400人になるとみている。ただ建設には、










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