ようこそ ゲスト様

qBiz 西日本新聞経済電子版

福岡スタイル

一覧ページへ

《屋台》女性おひとり様・初心者用ルール

2016年03月10日 03時00分 更新

記者:坂田恵紀


  • 福岡市内の屋台はメニューと価格をしっかり明記するルール。市が見回りしており、違反が続くと営業できなくなる。この店は焼酎350円〜、ラーメン500円〜など。

■初心者にお薦めは天神エリア

 福岡市の夜の名物といえば屋台。でも、呼び込みに誘われるまま入ると「ぼったくり」が怖い…。そう思ったら、まずは地元客の出入りが多い屋台を目指そう。

 カラオケやテレビ番組で紹介される屋台映像のほとんどが、九州一の歓楽街、中洲の入り口にある那珂川沿いの清流公園地区(16軒)。しかし、実は他にも天神エリアと市北部の長浜エリアなどに94軒がある。

 屋台初心者向けには、博多大丸と福岡三越に挟まれた渡辺通沿いを中心とする天神中央地区(15軒)や、少し南にある「渡辺通地区」(5軒)がお薦めだ。午後5時になると突然、渡辺通沿いの歩道に屋台が出現する。

■午後5時から、厳しい衛生管理

 のれんをくぐって人数を告げると、席を促される。値段が明記されたメニューが目に飛び込んでくる。店員は何度も手を洗うし、食材の保管状況にも気を使っているのがわかる。道路掃除もきちんとしている。午後5時になるまで、どこに屋台が出るか分からないほどだ。

 こうした管理は、どの屋台も共通してやっている。その理由は、福岡市が2013年9月に施行した屋台基本条例。市の大きな魅力になっている屋台文化を守るため、管理を強化した。

 その内容は◇屋台は午後5時から午前4時まで(準備、片付け時間含む)◇メニューと値段表示の義務付け◇屋台外での営業禁止◇食材の保管状況や店員の衛生管理−などを細かく規定。市側は見回りを繰り返し、屋台名が入った点数表を市ホームページで公表するほか、何度も警告を受けた屋台は営業を禁止する厳しいルールを作った。

■並んで詰めて、常連には特典も

 天神、渡辺通地区にはデビュー前の長渕剛が常連だった店や、甲斐よしひろがバイトしていた店もあり、テレビCMや番組の撮影がよく入る。福岡好きの芸能人やスポーツ選手もよく見かける。

 でも、ここは屋台。ほとんどの店が、客人はみな平等だ。行列ができていれば著名人も並ぶ。満席の時は、両肩が押されるほど詰めて座るのが屋台流。ラーメンの値段は2016年2月現在、500円が主流だ。

 隣の人から「どっから来んしゃったと?」と声を掛けられて「東京です」と答えたら、福岡の自慢話が始まるかもしれないが、それも一興。福岡人は福岡が大好きなので、おだてて情報を仕入れよう。

 常連になると、料金そのままで酒のグラスがジョッキに『昇格』したりもする。
(屋台数は2014年11月末現在、福岡市調べ)

福岡市・天神、博多のビル 駐車場設置義務を緩和へ
フリーゲージトレインの時短効果、わずか6分 長崎新幹線
長崎新幹線を「開業」させたい国の理由










特集 qレポートの最新記事



そもそもqbizとは?

Recommend

ランキング

Recommend

特集 最新記事

コラム 最新記事