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《ホークス》「勝ったら企画」で街中セール、予告なしフミヤ生歌も

2016年03月24日 03時00分 更新

記者:坂田恵紀


  • 7回の攻撃前、ホークスの勝利を願って打ち上がる黄色いジェット風船。持ってないと寂しくなるかも=ヤフオクドーム

■タイガース以上の熱気

 2014年、15年シーズンと連続日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークス。九州唯一のプロ野球チームへの応援は、阪神タイガース並み、いやそれ以上に熱い。

 15年の1試合平均の観客動員数は約3万5千人で、パ・リーグ平均を約1万人も上回っている。今年は松坂、和田の米メジャーリーグ帰りが投手陣の注目。トリプルスリーを達成した球界注目の柳田ら侍ジャパン組に加えて若手の成長も著しく、ホークスの時代が続きそうだ。

 福岡のホークス熱は本当に熱い。小学生の帽子は男女ともみんなホークスの「SH」マーク。巨人の「YG」帽子はまず見ない。ホークスが勝つと、街中の店が大騒ぎ。「勝ったら企画」なるものが浸透しており、ホークスが勝つと特典を競いだす。

 勝った瞬間から店内客のビールが1杯無料になる居酒屋があったり、パン専門店では翌日に3割引の特製パンが売られたり、保育料が100円引きとなる保育施設、電池交換が1割引になる時計店など、実態は球団も把握しきれていない。日常的に「優勝セール」の勢いなのだ。お祭り好きな福岡市民ならではの盛り上がり方と言えるだろう。

■定価で買わない方法も

 スタンドに入って驚くのは、老若男女、ほとんどのファンがレプリカユニホームを着ていることだ。試合によってはバスやタクシーの運転手、空港職員、百貨店の従業員までもがレプリカユニホームを着て仕事。ドーム内も福岡の街も、ホークス一色だ。

 レプリカユニホームは、ホークスのファンクラブに入会したり、「鷹ガールデー」「鷹の祭典」など特定の試合を観戦すると、プレゼントされることもある。

 購入も可能で、本拠地ヤフオクドームで買うと自分の名前を入れられる。天神の古着店には何十着も並んでいるので、古着を買い求めるのも手だ。

■着席したら風船を買う

 ヤフオクドームまでは、天神高速バスセンターからの直行臨時バスが便利。福岡市営地下鉄空港線なら、天神駅から3駅の唐人町駅下車。徒歩15分ほどだ。

 ドーム内は飲食物持ち込み禁止。食事を済ませて入り、ビールを楽しむのが「ホークス通」の観戦法だ。元気の良い販売員が、生ビールの樽を担いでスタンドをぐるぐる回っている。

 落ち着いたら、黄色と白、それぞれのジェット風船を買うといい。黄色は、7回裏のホークスの攻撃前、応援歌「いざゆけ若鷹軍団」が流れ、歌が終わったら天井に向けて放つ。7回表二死になったら膨らませて待機する。白は勝った時だけ、ビジョンの合図で飛ばすのが通例になっている。

 勝利すると、ドーム屋内なのに大輪の花火がさく裂する。天井に仕込まれていて、勝利の余韻に浸れる珍しい趣向だ。予告なく、福岡県久留米市出身の藤井フミヤさんが現れて、自ら作詞作曲した応援歌「勝利の空へ」を生歌で披露することもあり、ホークス選手も楽しみにしている。










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