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博多マルイ店長に聞く 「“コト消費”の店ができた」

2016年04月22日 03時00分 更新

記者:吉武和彦


  • 西野 淳(にしの・じゅん)氏
    1965年6月生まれの50歳。神奈川県藤沢市出身。88年3月に中央大卒、同4月丸井入社。中野マルイ、京都マルイ店長などを経て、博多マルイ店長。

  • 「時間を楽しんで過ごせる仕掛けをしていきたい」と語る西野氏

 KITTE博多の核テナント「博多マルイ」。丸井グループ(東京)が念願の九州進出を果たした新店だ。「ファッション中心だったビジネスモデルを大転換した」と語る西野淳店長に、魅力や狙いを聞いた。

 ■コンパクトシティ型

 マルイの店舗としては「初めてターゲットセグメンテーションをしなかった」と明かす。性別や年齢などによって客層を「絞り込まなかった」というわけだ。

 背景には、福岡市の「コンパクトさ」がある。JR博多駅周辺には、商業、オフィス、学校に加え、住宅もひしめく。九州の玄関口として外国人客も多い。

 「いろんな人が集うターミナル型の店舗として、老若男女を問わず、間口を大きく広げた」と、コンパクトシティ型の店をつくった。

 グループで29店舗目。開店2年前から、「お客さま会議」と呼ぶ消費者へのヒアリングを600回重ねた。結果、見えたのが、物販などモノの消費から「体験やサービスなど『コト消費』への転換だった」。流通業界でよく言われるが、それを「形にした象徴的な店だ」と自信を持つ。

 ■収益構造にもメス

 「ヤングファッションのマルイ」と言われてきた。

 しかし、インターネット通販の追い上げなどで10年ほど前から若い女性の売上比率が下がっている」と明かす。

 従来は売り場の5割を占めたファッションを、「3割ほどに抑え、ヨガやエステ、レストランといった物販以外の売り場を7割に広げた」理由が










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