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天神再開発さらに拡大 西鉄、毎日会館周辺も整備

2016年06月08日 03時00分 更新

記者:吉武和彦、石田剛


  • 福岡市・天神地区の明治通りを東から西へ望む。(1)毎日福岡会館(2)福岡ビル(3)天神ビブレ(4)天神コア(5)旧大名小学校跡地

 西日本鉄道(福岡市)は7日、6月末に取得する福岡市中央区天神1丁目の「毎日福岡会館」について、近接する水鏡天満宮も含めた一帯約2・6ヘクタールを「ホテル・オフィス」ゾーンとして関係地権者と共同開発する計画を明らかにした。周辺で同時並行して進む他の再開発施設と地下通路で結ぶ案も検討している。九州最大の商業地、天神を再構築する「天神ビッグバン」が一段と加速する。

 地下通路で直結構想、水鏡天満宮は移設も

 市が募集する天神地区の西側にある旧大名小(中央区大名2丁目)の跡地利用についても、複合施設の建設計画で応募する方針を明らかにした。跡地は約1・2ヘクタールある都心の「超優良物件」。西鉄グループの老舗ホテル「西鉄グランドホテル」に隣接しており、同社は宿泊、商業、オフィス、憩いの場を併せ持った計画を7月下旬に提出する。

 天神地区の東端にある毎日福岡会館の西側には、一帯を南北に貫く複数の道路があるが、道幅が狭く、街づくりのネックにもなっているのが現状。このため、再開発に合わせ、行政と連携して道路を付け替える案も浮上している。

 会館一帯の再開発に合わせ、「天神」の地名の由来となった水鏡天満宮については「地域の歴史・文化を顕彰する」(地権者)ため、ビルに囲まれた現在地から会館と入れ替える形で那珂川沿いの目立つ場所へ移設する案も出ている。

 西鉄は、会館取得を天神再開発の「布石」(幹部)と位置づけ、既に水鏡天満宮も含めた関係地権者と勉強会を始めている。西鉄は会館の東側で、市の水上公園の再整備も進めており、7月15日に開業する。

 西鉄は、天神に所有する「福岡ビル」と、隣接する商業ビル「天神コア」「天神ビブレ」の一体開発を計画中。毎日福岡会館や旧大名小跡も含め地下通路で結ぶ検討では、市に開発を働きかける。
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