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天神再開発、「プレーヤー不足」指摘も

2016年06月08日 03時00分 更新

記者:石田剛、吉武和彦



  • 西鉄が再整備を進める福岡市の水上公園(手前)。奥は6月末に取得する毎日福岡会館=福岡市・天神

 福岡市・天神再開発で先行する地場デベロッパー福岡地所(福岡市)に続き、「大地主」の西日本鉄道(同)も取得する「毎日福岡会館」一帯の共同開発計画を明らかにした。再開発事業「天神ビッグバン」に弾みがつくが、なお天神西側では動きがみられず「プレーヤー不足」(開発業者)を指摘する声も出てきた。地権者との調整やゾーニングなど、官民合わせて「投資」を呼び込む努力が課題だ。
天神再開発さらに拡大 西鉄、毎日会館周辺も整備
西鉄が「毎日福岡会館」を取得する本当の理由

 「外資や大企業を誘致できる街にしたい」「天神が国内外の他都市との競争に勝つには、一体的な開発が必要だ」。西鉄幹部はこんな思いを口にした。

 毎日新聞社と所有物件を交換する形で6月末に取得する「毎日福岡会館」を、「単に建て替えるだけで終わらせない」(幹部)と語る意味は、ここにあった。

 会館周辺の一帯2・6ヘクタールを「ホテル・オフィス」ゾーンに変える。これは、天神再開発が面的に広がることを意味する。

 天神再開発の舞台は、天神の中心部約17ヘクタール。天神の東西を走る「明治通り」と、南北を貫く「渡辺通り」の交差点を基点に、4ブロックに分かれている。

 今回の計画は、北東に位置する「天神1丁目北ブロック」。西鉄はこの大部分となる約2・6ヘクタールで一体開発を計画し、約80に上る関係地権者のうち「多数の地権者と勉強会を進めている」という。

 すでに、福岡地所が新ビルの建設計画を表明した東南に位置する「天神1丁目南ブロック」に続く、大規模な開発計画だ。同社はビル5棟分の敷地に、高さ75メートル、地上16階、延べ床面積約6万平方メートルの複合ビルの建設に2017年にも着工し、20年の完成を目指す。

 西鉄は同じエリアで、所有する「福岡ビル」と、隣接する商業ビル「天神コア」、「天神ビブレ」の3棟を一体的に再開発する方針で、ビブレ地権者との協議に着手。最速で22年の建て替えを目指す。

 しかし、計画が進むのは、天神の「東」ばかり。










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