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熊本城の修復「5年かからない」 小西美術工藝社・デービッド・アトキンソン社長(8月18日)

2016年08月26日 03時00分 更新

記者:伊東秀純


  • デービッド・アトキンソン氏=2015年10月26日、東京都港区で撮影

 地震で大きく損壊した熊本城。地元の熊本市は修復期間を「20年」としているが、そんなことはないようだ。文化財の修理を手掛ける小西美術工藝社(東京)のデービッド・アトキンソン社長はこう言い切った。

 「やろうと思えば5年かからない

 市が8月に設置した復興アドバイザー会議のメンバーの1人。18日に都内で開かれた初会合で、文化財の復興について意見した時の発言だ。

 「本丸はどこそこ、土台の石の積み上げはあそこと、(修復の担当が)ばらばらだ」

 アトキンソン氏は、縦割りでリーダーシップ不在の現状を嘆いた。その上で、いち早い修復には、「一元的に管理する国の省庁が必要」と説いた。

 世界で起こる自然災害の2割が集中するとされる日本。イギリス生まれのアトキンソン氏から見れば、「毎日のように災害が起きている」。にもかかわらず、防災・復興専門の「防災復興省」のような省が存在しないことが、「不思議で仕方がない」と語った。

 現在の復興庁も、あくまで東日本大震災に対応する部署で、将来は廃止が決まっている。

   ×   ×

 文化財を修復した後の復興をどう描くのか。アトキンソン氏の助言はさらに広がった。

 そこには、日本の地方都市に共通する課題があるようだ。










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