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「100%自然エネで解決できる」 孫正義・ソフトバンクグループ社長(9月9日)

2016年09月30日 03時00分 更新

記者:前田絵


  • シンポジウムで「アジアスーパーグリッド構想」について語るソフトバンクグループの孫正義社長

 ソフトバンクグループの孫正義社長がまた壮大な構想をぶち上げた。

 「地球上のエネルギーは100%、自然エネルギーで解決できる

 舞台は9日、都内で開かれた自然エネルギー財団(東京)のシンポジウム。設立者で会長を務める孫氏は、5周年のあいさつに立った。

 現在の原発政策を否定するかのような発言。根底には、財団を設立するに至った5年前の出来事がある。

 2011年3月、東京電力福島第1原発事故。世界を震撼(しんかん)させた歴史的な大事故を機に、孫氏はエネルギー問題への関心を強くした。

 ◇  ◇

 その目線は、アジアへ広がる。各国を送電線で結ぶ「アジアスーパーグリッド構想」を提唱する。互いに融通し合う電力は、再生可能エネルギーで生み出すという。

 今年3月。ソフトバンクグループは中国、韓国、ロシアの企業と覚書を結んだ。国境を越えた電力の連携推進に向け、調査や事業性の評価を行う、というものだ。

 同社の試算によると、日本国内の石炭火力発電に比べ、ロシアの水力発電所から日本に送電した方が「発電コストが安い」とか。

 孫氏は電力の国際連携について「技術的にできることが確認できた。しかも採算が合うのではないかということが、ついに見えてきた」と強調。モンゴルやインドで進める太陽光や風力による発電事業にも自信をのぞかせた。

 ◇  ◇

 短期的には、東京五輪が開催される2020年に照準を合わせる。

 「安心で安全で安価で安定的な自然エネルギー」を題材に、日中韓ロを結ぶ「ゴールデンリング」の実現を目指すという。










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