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「年収より幸福度」の生き方とは? 福岡で「小商い部」が始動

2016年09月30日 03時00分 更新

記者:吉武和彦


  • 「自分らしい仕事を見つけたい」と語り合った初回会合=9月27日夜、福岡市

  • 自己充実を求めて集まった若者たち。右から3人目の男性は部長の下野弘樹さん

 「年収は上がっても、幸福度は上がらない…」。そんな一言が背中を押した「ふくおか小商い部」の活動が福岡市で始まった。小さくてもいいから、無理せず、楽しみながら自分の好きな「商い」を営むことを目指す。その姿勢は、豊かさを求めてあくせく働いたかつてのモーレツサラリーマンとは対極にあるようだ。初回会合をのぞくと、自己充実を求めて集まった若者たちがいた。
⇒福岡で「小商い」する部活が発足へ

 ■参加者10人のうち女性が9人

 9月27日夜。福岡市・大名にあるオフィスビルの一室に、20〜30代の若者たち10人が続々と集まってきた。

 ほとんどが会社員。アルバイトや、いったん仕事を辞めて次の道を模索している人もいた。

 会員交流サイト(SNS)などの公募を見て、応募してきた面々。うち9人が女性だ。

 「兼業や転職に動いているというふうに勤め先から誤解されたくない」ということで、取材ではプライバシー厳守を約束した。

 現状でも給料は稼げている。生活もできている。それなのに、なぜ、「小商い」なのか。若者たちは、互いに自己紹介しながら、参加動機を語った。

 「一生続けられる仕事をしたい」
 「自分のスキルで生きていきたい」
 「料理教室を開きたい」
 「これだ、という自分らしい仕事を見つけたい」
 「海外進出して、日本の発酵文化を広げたい」

 次々に出てきた“夢”に共通するのは、金もうけよりも、「生きがい」「自分らしさ」といったメンタル面の充実だった。

参加した10人のうち、9人が女性。「生き生きと生きたい」という声も聞かれた
半年後の来年3月には「小商い」を始めることを決めた初回会合
セメントを使ったプランター作りが「好き」という男性も







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