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【FFGのアジア拠点→7カ所で地銀最多】 九州・山口の“4強”海外でも競争

2016年10月03日 03時00分 更新

記者:下村ゆかり


  • ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)のシンボルマーク

  • 10月3日に持ち株会社「西日本フィナンシャルホールディングス」を発足させる西日本シティ銀行の本社=福岡市

 西日本シティ銀行(福岡市)が持ち株会社「西日本フィナンシャルホールディングス」(FH)を3日に発足させることによって、四つの金融グループによる競争時代に突入する九州・山口。その構図は、地の利のあるアジアでも展開されていた。

 国内市場の縮小を尻目に、成長を求めてアジアへ進出する企業は少なくない。これをサポートできなければ、海外に支店網を広げるメガバンクや、駐在員事務所を持つライバル行に顧客を奪われかねない。

 地銀にとって、海外展開は「攻め」でもあり、「守り」でもある。

 全国地銀協会(東京)によると、アジアの拠点数ナンバーワンは、7カ所を持つ「ふくおかフィナンシャルグループ」(FFG、福岡市)。中国、台湾、タイ、シンガポール、ベトナムの7都市に、いずれも駐在員事務所を置く。この数は「全国の地銀で最多」という。

 それに続くのが、4カ所を持つ「山口フィナンシャルグループ」(FG、山口県下関市)だ。中国と韓国で支店を三つ、駐在員事務所を一つ置く。

 西シ銀は中国と韓国で駐在員事務所を3カ所。九州フィナンシャルグループ(FG、本社熊本市)傘下の肥後銀行(熊本市)と鹿児島銀行(鹿児島市)はそれぞれ中国に駐在員事務所を1カ所ずつ置く。

 ■“落とし穴”を未然に防ぐために

 数だけみると、FFGがトップだが、拠点の内容をみると、違いがある。

 海外で融資ができる支店と異なり、駐在員事務所は融資ができない。九州・山口の場合、地銀で海外支店を持つのは、海外に営業拠点を構えられる「国際統一基準行」の山口FGのみだ。

 ただ、顧客企業にとって、駐在員事務所の存在は、大きな後ろ盾になりつつある。

 各行は、現地の主要行とそれぞれ提携。取引ができそうな現地企業の紹介や商談会の案内にとどまらず、貿易代金の決済や現地通貨建ての融資の相談にも応じる。










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