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ポスト爆買いは「思い出作り」 福岡に“コト消費”狙う外国人向け観光案内所

2016年10月21日 03時00分 更新

記者:吉武和彦


  • 英語、中国語、韓国語に対応する訪日客向けの観光案内所「キャナルツーリストラウンジ」(撮影・吉武和彦)

  • 着物の着付け体験をする外国人=20日、福岡市のキャナルシティ博多(撮影・岡部由佳里)

 「爆買い」に陰りが見える中、福岡市の商業施設「キャナルシティ博多」に外国人向けの観光案内所が21日オープンする。最大の特徴は、着物の着付けや折り紙といった和文化を体験できる点。訪日客の消費行動は、家電や高級ブランド品など「モノ」から体験型の「コト」へシフトしつつあるとの指摘もある。「思い出作り」にポスト爆買いの照準を合わせた実験が、インバウンド(訪日外国人客)の集客拠点で始まる。

 ■「ブランド品よりも日本文化」

 年間で延べ160万人を超える外国人が集まるとみられているキャナル。その数は、福岡市の人口をも上回り、九州観光では「訪日客が必ず立ち寄ると言っていいほどの定番施設」(旅行関係者)だ。

 そんなインバウンド拠点の中心部にあるビジネスセンタービル1階に、観光案内所「キャナルツーリストラウンジ」(床面積約100平方メートル)はオープンする。

 英語、中国語、韓国語を話せるコンシェルジュ3人が常駐。キャナルの案内にとどまらず、九州、福岡の観光やイベント情報を無料で提供する。

 和室コーナーもあり、20日の内覧会では、招待された外国人客が着物の着付けや折り紙などを体験した。

 初めて書道に挑んだというドイツ人のジェシカ・サマーさん(16)は「この字がいい」と、提示された漢字の中から「夢」を選び、毛筆で書き上げた。「ブランド品にはまったく興味がないわ。日本が好きなので、日本の文化を体験する方が楽しい」そうだ。

折り紙を体験したドイツ人の2人(手前)。「日本の文化を体験するのが楽しい」と話していた(撮影・吉武和彦)
キャナルツーリストラウンジの受付。観光案内は無料で行う(撮影・吉武和彦)









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