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「大きなカバン」派の受難

2016年11月20日 03時00分 更新

記者:木村貴之


  • 愛用のリュックサックの中身。パソコンや資料ファイル、一眼レフカメラ、スケジュール帳、折り畳み傘…が入る。実は他にもいろんな物が詰まっているが、少し控えめにご披露(撮影・木村貴之)

 「カバンや財布の中身がパンパンに詰まっている人を、銀行の融資窓口は非常に警戒する」―。最近、何げなく見掛けたテレビ番組でこんな話をする人が登場し、どきりとした。その人は元大手銀行支店長で、番組は「プロは見た目で決めている」とかいうタイトルの情報バラエティー。話を聞いた途端、いろんな物が詰まった自分のカバンを眺めながら考え込んでしまった。

 カバンは、熊本地震の取材に追われていた半年前、ネット通販で買ったリュックサックだ。パソコンやノート、ファイル類、一眼レフカメラがすっぽり収まる大容量。内外のポケットには小型懐中電灯や折り畳み傘、ハンドタオル…。抱えるとずしりとなるが、背負えばさほど苦にならない。福岡転勤後も通勤で両手がフリーになり、重宝している。なのに印象が悪いというのか。

 銀行が警戒するのは「整理できない人だから」と元支店長。何となく分かるようで分からない。しかしネットで調べると、いろんな人たちによる“カバン占い”がざくざく出てくる。

 大きく、重いカバンを持ち歩く人について「美的収納プランナー」なる女性は「訪問先で必要な物をすぐ取り出せない。いっぱい入っている割に肝心な物を忘れている。段取りが悪く、無計画。スマートさに欠ける」。心理学の専門家らしき人物は「要領が悪く、仕事ができない人が多い」。元ホストという男性は「自信のなさをカバーしている証し。そんな女性は男に騙(だま)されやすい」という。

木村貴之(きむら・たかゆき)<br />
1994年に西日本新聞社に入社。筑豊総局、経済部、玉名支局、地域報道センター、八代支局、こどもふれあい本部などを回り、2016年9月、荒尾支局から本社デジタル編集チームに。好きな音楽はレッド・ツェッペリン「貴方を愛し続けて」、エゴ・ラッピン「色彩のブルース」、里見洋と一番星「新盛り場ブルース」など。









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