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バブルに咲いた「マリア」伝説とは 福岡の最新クラブ事情

記者:木村貴之
福岡スタイル

福岡市・中洲で昨年10月オープンしたダンスクラブ「美獣 bijou」。最先端の音響や照明、映像装置で空間を演出する(撮影・木村貴之)

セクシーな衣装とノリノリの躍りで「美獣」のダンスフロアを盛り上げる「バーレスクTOKYO」の女性ダンサーたち

美獣に登場した「DJ KAORI」。リミックスCDの売り上げ世界一を誇る女性DJで、マライア・キャリーやマイケル・ジョーダンなどスーパーセレブからパーティーDJをオファーされたことも

 若者(15〜29歳)の人口比率、増加率ともに政令市ナンバーワンの福岡市。夜の代表的な社交場と言えば、クラブだろう。つい最近も、ネオン輝く中洲の一角に大型ダンスクラブがオープンしたばかりだ。バブル期に絶頂を迎え、栄枯盛衰を繰り返してきた福岡のダンスシーンだが、今や地元でも知られていない話が多い。いっぱしのクラブ通を目指し、最新事情とディープな歴史に迫ってみた。

■最新クラブは「女性に優しく」

 ある週末の夜。ダンスフロアやボックス席は既に数百人もの客でひしめていた。暗闇を照らすのは、高さ7メートルもある天井から縦横無尽に放たれるレーザー光線と、超特大モニターに映し出される幾何学的なイメージ映像、そしてスモーク。空間にはユーロビート、R&B、ヒップホップ、レゲエなど多彩なジャンルの音楽が大音量で鳴り響き、フロアを埋めた客の体を自然と揺らす。







 ここは、国内最大級のフロア面積(約600平方メートル)を誇る大型ダンスクラブ「美獣(びじゅう) bijou 」。昨年10月下旬、博多区中洲4丁目にオープンした。

 午後9時。DJブース後方のお立ち台に、レオタード姿の若い女性8人が現れた。東京の有名なエンタメ空間「バーレスクTOKYO」所属のダンサーたちだ。音楽は、人気ユニット「三代目J Soul Brothers」が登場するCMソング「Share The Love」。ビートに合わせ、彼女たちが“ゴーゴー”を思わせるダンスを披露すると、男性客は拳を突き上げて縦ノリ、女性客はハイボール片手に横揺れ…。派手に踊る人はいないが、思い思いの“揺れ”と歓声でフロアは熱気で包まれ、盛り上がりは早くも最高潮に達した。



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