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天ぷら「ひらお」が4月に福岡・大名に出店へ 年内には天神にも1店舗

記者:吉武和彦

サクサクに揚がった「ひらお」の天ぷら

4月中の開店を目指す「ひらお大名店」の出店予定地=福岡市中央区大名2丁目

「3月末閉店」を知らせる天神店の貼り紙に、多くのファンがインターネット上で書き込みを寄せた

3月27日の営業を最後に閉店する「ひらお天神店」=福岡市中央区天神2丁目

 天ぷら専門店の「ひらお」(福岡市)が4月中にも同市・大名に出店することが分かった。3月下旬に同市・天神の天神東宝ビル1階にある店舗が閉店するため、近隣の大名地区で営業を続ける。天神店の閉店をめぐっては、インターネット上で「悲報」などと惜しむ声が拡散していたため、ファンには「朗報」となりそうだ。
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 ひらおの青柳正典社長が西日本新聞経済電子版「qBiz」の取材に、「天神店に並んでいただいたお客さまの期待に応えたい」と、出店を明らかにした。

 当初、天神で物件を探したが、条件が合わず、断念。隣接する大名なら「天神のサラリーマンのお客様がランチに通えるギリギリの距離」と判断したという。

 新店の名称は「ひらお大名店」。場所は、福岡市中央区大名2丁目6番20号。旧大名小跡地の西隣にある「UR都市機構大名第三団地」(9階建て)の1階で、2月末に退店した居酒屋「博多一番どり大名店」跡に入居する予定。

 店舗面積は約100平方メートル。客席数はカウンター20席。営業時間は午前10時半〜午後9時(ラストオーダー)。メニューや料金、自動販売機で食券を買って注文するシステムなどは天神店と同じ。青柳社長は「大名らしいおしゃれな店にしたい」としている。

 現在、同市・天神2丁目にある天神店は、3月27日の営業を最後に閉店する。入居する天神東宝ビルがホテルに建て替えられることになり、3月末で閉館することが理由。

 天神店には「閉店のお知らせ」の貼り紙が掲示され、それを知ったファンたちがネット上で「悲報」「ひらおが天神からなくなる」「4月以降は難民と化しそう…」などと惜しむ声が広がっていた。ひらおのホームページやフェイスブックにも「天神に店を出して」などと1日2000件を超える書き込みが寄せられていたという。

 ひらおは1978年設立。従業員数は系列会社を含めて約140人。資本金は5000万円。2016年7月期連結決算で、売上高は約13億円。店舗は天神店を含め、福岡市内と福岡県久山町に計6店舗を展開している。

■さらに1店舗を天神に出店へ

 ひらおは年内に、さらにもう1店舗を福岡市・天神地区に出店する方針を明らかにした。4月に出店する大名店の客席が20席しかないため、現在の天神店(30席)の受け皿としては「手狭」と判断。さらに20席程度の店舗を出店するという。



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