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本物そっくりのパングッズが福岡・天神で人気 ブームに乗り、SNSも後押し?

記者:木村貴之

人気上昇中の“パン”グッズをPRするインキューブ西鉄のスタッフ。ふわふわした触り心地でおいしそうだが、実際には食べられないので要注意

香ばしい匂いを漂わせ、おいしそうな焼きたてのパンが並ぶ本物のパン屋さん=博多大丸本館のメゾンカイザー福岡天神大丸店

 全国的にパンブームが続く中、パンをモチーフにしたグッズが人気を集めている。福岡市・天神の雑貨専門店「雑貨館インキューブ天神店」では食パンや菓子パン、総菜パンなどをプリントした柔らか素材のポーチやペンケース、スリッパなどの売れ行きが絶好調。運営するインキューブ西鉄(同市)は「グッズでブームをさらに盛り上げたい」と意気込む。

 インキューブ4階では今月初旬、「初夏のパン祭り」と銘打ったコーナーが登場。陳列棚にはハムエッグトーストやハンバーガー、メロンパンなどのポーチ、ホットドッグや焼きそばパンのペンケース、フランスパンのスリッパ、各種パンがデザインされたメモ帳やレターセットなど30種類以上が所狭しと並んでいる。

 さすがに焼きたてパン独特の香ばしい匂いはないが、メモ帳などの文具系を除く商品はどれも、ふわふわ、もちもちして本物のパンのような触り心地。超特大の食パンやホットドッグを模したクッション類など少々シュールなものもある。

 インキューブ西鉄によると、商品を買い求める客の大半は女性。女子高生から中高年まで幅広い世代に人気といい、同社広報担当の大谷奈美子さんは「本物を思わせる触り心地がパン好き女子の心をくすぐり、癒やしにもなっているのでは」とみる。

 福岡のパンブームについて、天神の百貨店「博多大丸」の広報担当、中嶌勝也さんは「まだまだ熱い」と断言。昨秋、福岡県内の50店前後が出店するイベントを催事場で催したところ、館内に長蛇の列ができたという。グッズ販売の好調については「味覚に限らず、SNSを駆使して視覚的に楽しむ人も増えているからではないか。相乗効果を期待できそう」と話している。



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