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福岡・筑前町「かがし祭」中止 わらの「シン・ゴジラ」で話題

記者:中川次郎
2017九州豪雨

話題になった「わらゴジラ」

豪雨被災地の復興支援優先

 福岡県筑前町で11月上旬に予定されていた食と農がテーマの収穫祭「どーんとかがし祭」が中止になった。住民や町でつくる実行委員会が2005年から毎年秋に開催してきたが、筑前町が九州豪雨の被害に遭った朝倉市や東峰村へ職員を派遣して復旧、復興支援に取り組んでいるため、開催を見送った。

 昨年は地元有志が、わらや竹を使い精巧に表現したシン・ゴジラが話題となり、県内外から約4万5千人の観光客が集まった。

 筑前町に被害は無かったが、同じ朝倉地域の朝倉市、東峰村へ、災害ごみ収集や避難所運営などで、職員(約170人)を延べ約300人派遣している。田頭喜久己町長は「祭りでは多くの職員が準備、運営に関わる。その力を今回は支援に充てる。来年は開催予定で、両自治体と一緒に朝倉地域を盛り上げたい」と話した。

 一方、住民有志で規模を縮小したわらアートを含むイベントの実施を目指す動きもある。

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 筑前町の県立夜須高原記念の森で9月下旬に予定されていた、アマチュアバンドの祭典「夜須高原音楽祭」も中止となった。主催する実行委員会は「豪雨災害の大きさと被害状況などを踏まえ、被災地の復旧を第一と考えた」としている。



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