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こうじ生かした「観光工場」 バレル・バレープラハ&GEN

記者:金子晋輔
工場見学のススメ

焼酎の一升瓶をイメージした建物が特徴的なバレル・バレープラハ&GEN

河内源一郎氏が発見した白こうじ(左)

製造過程も動画で見ることができる

霧島高原ビールを仕込む釜

 芋焼酎、日本酒、しょうゆ、みそ…。古くから、さまざまな日本食で重宝されたこうじ。健康の秘けつとしても注目されている。こうじを活用した「観光工場」が温泉地・鹿児島県霧島市にあるという。お酒には目がない私。その基礎となるこうじについてもっと知りたい−。現地へ向かった。

 ■九州で唯一の製造元

 九州自動車道の溝辺鹿児島空港インターチェンジから5分余り。美しい茶畑を抜けると、一升瓶の形をした建物が見えてきた。駐車場には大型バスがずらり。観光工場「バレル・バレープラハ&GEN」。約6万坪の敷地に焼酎、甘酒、地ビールの3工場のほか、こうじ料理を提供するレストランもある。

 こうじ菌研究者の山元正博さん(67)が1990年に設立した。山元さんの祖父は、焼酎の原料である白こうじの発見者で「現代焼酎の父」と呼ばれる河内源一郎氏。発見した菌は「河内菌」として広まり、全国シェアの8割を占める。種こうじの製造元は全国に五つしかなく、九州では唯一。山元さんは種こうじ屋の3代目として、五つのグループ会社の会長を務める。



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