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天神2000店共通スタンプ データを共有、魅力向上へ

記者:仲山美葵

「天神ユナイテッドカード」の画面

 福岡市・天神の15の商業施設や商店街でつくる「都心界」は20日、70周年を記念し、施設共通のスタンプ制度を4月2日に始めると発表した。スタンプ利用者の買い物や回遊のデータを施設間で共有し、品ぞろえやサービスの改善に役立てる。ネット通販が伸びる中、競合同士で手を組み、天神全体の魅力向上を図る。

 天神を一つのショッピングモールに見立てて「天神ユナイテッド」と名付け、既存のスマートフォンアプリ「ショプリエ」を使いスタンプを運用する。15施設内の8割に当たる約2千店で、税込み500円ごとに1スタンプを付与。15スタンプで抽選に参加でき、買い物券などが当たる。

 都心界会長の村上英之・岩田屋三越社長は記者会見で「回遊の動向を把握し、本当に必要とされる商品構成や企画を考えたい」と語った。今後も共同で、免税手続きカウンターの設置やWi−Fi(ワイファイ)の整備、電子決済の促進といったデジタル化を検討していく方針。

 また森記念財団都市戦略研究所(竹中平蔵所長)に依頼した調査結果も公表。半径400メートル圏内の大規模多店舗型商業施設(商業用延べ床面積3千平方メートル以上、商業テナント10以上)の数を天神と世界主要8都市で比較した結果、天神が21施設と最も多く「買い物の利便性が高い」とまとめている。



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