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「ハウインターナショナル」高橋CTOが出張先で事故 飯塚市のベンチャー、気鋭技術者の死悼む

記者:中川次郎

ハウインターナショナルのCTO高橋剛さん

 福岡県飯塚市のベンチャー企業「ハウインターナショナル」(正田英樹社長)の最高技術責任者(CTO)高橋剛さんが、出張先のインド・ハイデラバード市でタクシーに乗車中、交通事故に遭い、3月24日に亡くなった。44歳。国内外で活躍したエンジニアの突然の死を関係者は惜しんだ。

 高橋さんは大分県別府市出身。飯塚市の九州工業大情報工学部在学中、正田さんとハウ社を起業。社長に就いた正田さんを、エンジニアとして支えた。

 同市では研究、人材育成に尽力。スマートフォン向けのアプリケーション開発を目的としたコンテスト(飯塚市主催)の審査員を務め、学生や研究者、エンジニアが意見交換する「e−ZUKA Tech Night」にも取り組んだ。市産学振興課の長谷川司課長は「とにかく驚いている。技術者の発掘と育成や、市の施策に積極的に協力していただき感謝している」と述べた。

 3年ほど前から、仮想通貨の基盤となっている分散型台帳技術「ブロックチェーン」の開発に関わり、日本、マレーシア、インドで技術者育成を担当していた。正田さんは「人々がより幸せに暮らせる社会基盤の実現を目指していた。国内外で技術が認められ、これからという時の事故で、残念でならない」と話した。
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 ハウ社と高橋家の合同葬は12日午後、飯塚市新立岩の善光会館飯塚会場で営まれた。



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