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場数踏めば勝負強くなる 教えて英進館(6)

 〈入試で勝負強いのはどんな子か、30代女性の質問です〉

 場数でしょうね。本番の入試と同じ傾向の模試をできるだけ多く受け、弱点補強ができる子です。もう一つはケアレスミスを反省できる子。以前、久留米大付設中に合格できる成績ではなかった子が本番前に福岡大大濠中や西南学院中を受けながらみるみる力を付け、付設中に合格しました。

 スポーツと同様、受験も他流試合が必要です。本命の学校だけ受験する子もたまにいますが、他校の試験も受け場数を踏むと、問題を解くときの時間配分や点検漏れだとかの失敗が減る。数学では問1の計算問題を先に済ませ、その後全体を見渡して得意な問題から解くと良いです。

 〈逆に本番に弱い子は?〉

 気が弱い子やあがり症の子は、緊張し過ぎてうっかりミスを犯す。塾としては、こうした失敗をしないよう対策をとります。まず、受験学年でのほとんど全ての模試で間違いノートを作らせます。間違いをケアレスミスと思わず、その単元周辺を本当に理解しているか、もう一度間違いノートや教材を見直すよう指導します。そうやって課題をつぶせば、自信が持てるようになります。

 おっちょこちょいの子は、本当は分かってないのに分かったつもりになる。結構いますね。大人にもそういう人は。やるべきことはやったという自信を持って本番に臨めるようにしています。高校野球でも、泥まみれになって練習した子が、試合の時に反射的に反応できるのだと私は思います。

 中学受験でラサール中に失敗し、高校受験でラサール高に合格する子も結構います。子供たちはいつ開花するか本当に分かりません。勝負強さは、持って生まれたものもあるでしょうが、どうやって運を引き寄せるか。やはり自信を付けることが必要でしょう。 (聞き手・椛島滋)

   ◇  ◇

 筒井館長への質問は、氏名と連絡先を明記し、西日本新聞社都市圏総局ファクス=092(711)6242、メール=tiiki@nishinippon.co.jp=へ。



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