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ハッシュタグ“#ぴりりを止めるな”も 映画「めんたいぴりり」さらに拡散中

映画「めんたいぴりり」の舞台あいさつに臨むキャストら。左から4人目が博多華丸さん、同5人目が富田靖子さん。右端は監督の江口カンさん

 博多名物のめんたいこを日本で初めて作った「ふくや」(福岡市)の創業者、川原俊夫さんをモデルにした映画「めんたいぴりり」(江口カン監督)がじわじわと勢いを増している。福岡を舞台にしたストーリーの話題は上映開始後、全国に「飛び火」。ツイッターでは、上映期間の延長やさらなる上映地の拡大を求める応援のハッシュタグ「#ぴりりを止めるな」も自然発生した。

 映画は1月11日にご当地の福岡で先行上映し、18日に全国公開。主人公夫婦を博多華丸さんと富田靖子さんが演じ、12日に福岡市であった舞台あいさつでは、華丸さんが「福岡人の気質で『うわー、行こうと思ったら終わっとった』という人が1人でも減るように、見た人から(映画の良さを)耳打ちして」と語っていた。

 高度成長期の福岡を舞台にした人情ドラマは「福岡人」以外にも受け入れられている。お笑いコンビ「ロッチ」の中岡創一さん(奈良県出身)は「ゴリゴリの人情コメディ映画を観させて頂きました!!!(中略)温かい気持ちになれる」と感想をツイッターに投稿。ストーリーのもう一つの舞台でもある韓国・釜山の地元紙「釜山日報」も「福岡が日本一のめんたいこ名所に生まれ変わることになった背景には、釜山が欠かせない」と強調しながら映画を紹介した。

 昨年大ヒットした映画「カメラを止めるな!」を想起させるハッシュタグ「#ぴりりを止めるな」は全国公開から1週間後の1月25日に登場したとみられる。「おかわり(もう一度見に行く)せんといかんバイ!」「まだまだ言いフラかしまっしょい」など、華丸さんの舞台あいさつの思いをくむかのような博多弁でのツイートも散見される。

 ふくや広報担当の宗寿彦さんは「たまたまかもしれないが、1月25日は川原俊夫の誕生日で、存命なら106歳。他人のためと博多の発展のために熱く生きた男の姿を、映画を通して多くの人に見ていただければ」と話している。


映画・めんたいぴりりの公式Twitter

 

「めんたいぴりり」のあらすじ
舞台は昭和30年代の博多。海野俊之(博多華丸)は妻の千代子(富田靖子)と中洲で食料品店「ふくのや」を営み、めんたいこ作りに精を出していた。思いは「うまいもんで、みんなを幸せにしたい」。そんな俊之と「ふくのや」の周りには両親を亡くした少女や、めんたいこの味を盗もうとする男や、西鉄ライオンズのあの大投手までやって来て、笑いと涙のドラマを繰り広げる。


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