増える外国人のレンタカー利用、慣れない運転者の対策に乗り出した
レンタカーを借りて大分県内を訪れる外国人観光客の増加に伴い、交通事故が増えることが懸念されている。10日には日田市天瀬町の国道210号で韓国籍の男性(49)が運転する乗用車が側道との分岐点で事故を起こし、2人が意識不明の重体、5人が重傷を負った。慣れない標識や交通ルールに戸惑う外国人観光客も多く、警察や行政機関、レンタカー事業者が対策に乗り出している。
事故は10日昼に発生。福岡市で借りた8人乗りのレンタカーで、男性と女性6人は玖珠町方面から日田市方面へ向かっていたという。現場の分岐点には衝突緩衝具があり、車体に大きくめり込んだ跡があった。
この事故を重く見た大分県警は、韓国語や中国語で注意を呼び掛けるチラシの作成を始めた。脇見や居眠り運転を禁じたり、適度な休憩を促したりする内容で、5月の大型連休を前に取り締まりも強化するという。
■福岡から県内へ
九州運輸局によると、昨年9〜12月に九州を訪れた外国人観光客によるレンタカー利用は7県で計8248台。1日平均67・6台で、前年の同じ時期より2・2倍に増えたという。
出発地は福岡県内が88%を占め、大分県内は2%。ただ、平均利用日数は4・9日、走行距離も301〜600キロが全体の半数近くを占めており、定期便が多い福岡空港周辺などで借りた後、県内や熊本県の温泉地をめぐる観光客も多いとみられる。
利用者の国・地域別では韓国が45・3%と最も多く、香港の33・2%、台湾の5・1%が続く。国際運転免許証を認めるジュネーブ条約に加盟していない中国は含まれない。
■左側通行に苦戦
大分県レンタカー協会(大分市)によると、県内でも外国人観光客の利用は年々増えているといい、多言語対応のカーナビを導入する店舗が増加。協会では、会員企業40社向けに国際運転免許証に関する研修会などを開いている。
事故への備えとして、
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