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「シニアのツタヤ」九州初 17年秋、九大跡地に最大級書店

記者:吉武和彦
九州の都市再開発

来年秋に閉店する「ツタヤブックストア天神」=福岡市中央区今泉

ツタヤがシニア層を狙った大型書店の出店を最終調整している九州大キャンパス跡地=福岡市中央区六本松

「代官山蔦屋書店」の売り場

大型商業施設「枚方T‐SITE」の外観=大阪府枚方市

「ツタヤブックストア天神」は閉店へ

 レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)が、福岡市中心部にシニア層を狙った大型書店を2017年秋に出店することが分かった。売り場面積は約3千平方メートル。ツタヤとして九州で最大規模、初業態という。関係者によると、同市中央区六本松の九州大キャンパス跡地で最終調整している。出店に合わせ、同区今泉1丁目の「ツタヤブックストア天神」を同年秋に閉店する。
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 大型書店は、九州大キャンパス跡地でJR九州が開発する「六本松複合ビル」(仮称)に入居する方向で調整中。東京都渋谷区にある「代官山蔦屋書店」がモデルで、50〜60代を主な対象に書籍、カフェ、上質な雑貨を中心にした「ライフスタイル型」の売り場を目指す。九州各県でフランチャイズ展開するための「ショールーム」(幹部)の位置付けだ。

 現在、出店する子会社、九州TSUTAYA(福岡市)が売り場や商品構成など詳細を詰めている。

 ツタヤの親会社、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、東京)はシニア市場を狙った「蔦屋書店」の多店舗化を進めている。2011年に出店した代官山が第1号で、現在、関東や関西を中心に約10店舗を展開。今回、九州でも多店舗化を図る。

 閉店する「ツタヤブックストア天神」は、売り場面積が約2千平方メートル。地上5階、地下1階で、書籍やカフェ、雑貨、レンタルなど若者向けの旗艦店だったが、約500メートル離れた天神1丁目の「ツタヤ天神駅前福ビル店」(同約2600平方メートル)と業態が重複。「採算に乗っていた」(九州TSUTAYA)が、今後は、福ビル店に旗艦店の役割を移して閉じ、経営資源をシニア市場に振り向ける。



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