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【福岡空港の1ヘクタール当たり利用数→5・67万人で羽田超え】 面積も“混雑”か

記者:川崎弘
数字で読む九州経済

福岡空港国内線新ターミナルビルの完成予想図

市街地にある福岡空港=福岡市

 日中は、旅客機が絶えず離発着を繰り返す福岡空港。滑走路の使用は「限界」が指摘される。「日本一」とも言われるその混み具合は、空港全体にも広がっているかもしれない。

 国土交通省のホームページ(HP)で公表されているデータを基に、国内の主な空港と九州の空港の計16空港について、敷地面積と乗降客数(国内線と国際線の合計、2014年度)を調べてみた。

 敷地面積が広いのは羽田、成田、関西、新千歳、中部国際の順。

 ところが、乗降客数をみると、羽田、成田、福岡、関西、新千歳の順で多く、福岡が3位に。面積が狭いのに、客数が多い実態がうかがえた。

 実際、福岡の面積は、乗降客数で並ぶ新千歳の半分、関西の3分の1しかない。

 その“密度”はいかがなものか。敷地面積1ヘクタール当たりに年間何万人の乗降客が利用したか計算してみた。

 すると、福岡は5・67万人で16空港でトップ。続いて、那覇の5・36万人、羽田の4・88万人、伊丹の4・70万人と続いた。もはや、飛行機の離発着だけでなく、空港そのものが「混雑状態」だった。

 ■市街地の立地、便利さと不利益

 こんなデータを計算したのには理由があった。



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