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福大がゲーム産業の経営学ぶ新コース 19年度にも

2018年01月07日 03時00分 更新

記者:鶴加寿子

 福岡大(福岡市)は、ゲーム産業の経営ノウハウを学ぶコースを2019年度にも開設する方針を固めた。同産業ではこれまでゲームを開発制作するクリエーターが重視されてきたが、業界を牽引(けんいん)する経営人材を育成し、福岡に集積する関連企業をさらに発展させる狙い。地元企業とも、学生のインターンシップ受け入れや経営陣の講師派遣などで連携を図る。

 新コースは商学部に開設し、初年度の定員は20人程度になる見込み。先行して18年度後期にゲームの歴史などを学ぶ講座を学部内に設ける。ゲーム業界の著名人や地元企業の経営者を講師に招いて業界の最新事業や経営手法を学ぶほか、ゲームをはじめ映像、アプリ(ソフト)などのコンテンツ産業に関する経営感覚やプロデュース力を身に付けるカリキュラムを組む。

 福岡市はゲーム関連企業の誘致や育成に取り組んでおり、市内に拠点を置く企業数は06年の12社から16年は31社と約2・6倍に増加。推定従業員数は同10年間で約400人から約1400人に増えている。

 一方、ゲーム産業は家庭用ゲーム機からスマートフォンなどの携帯端末向けへと主戦場が移行。ゲームのキャラクターを用いたアニメや映画の制作、グッズ販売といった事業展開もあり、変化が大きい。

 コンテンツ産業に詳しい福岡アジア都市研究所の中島賢一調整係長は「これまではクリエーターが求められ、専門学校なども熱心に育成したが、変化が激しい業界の先を読む経営手腕や、幅広い事業をマネジメントする能力が必要とされるようになった」と分析する。

 福岡大はコース新設を前に、ゲーム産業の企業研究や人材育成を担う研究所も学内に立ち上げる方針。福大関係者は「地元の産業発展に貢献し、世界をリードする人材を育てたい」と話している。

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