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鳥栖の米、対馬で酒に 江戸時代の縁「兵介」お披露目

2018年04月15日 12時05分 更新

記者:須崎滝彦


  • 特別純米酒「兵介」を造った伊藤浩一郎社長(中央)と、鳥栖で山田錦を栽培した有馬賢洋さん(右)、松隈裕己さん(左)

 長崎県対馬市の河内酒造は、対馬藩田代領だった佐賀県鳥栖市産の酒米「山田錦」を使った日本酒を初めて造った。田代領の名副代官、賀島兵介にあやかって「兵介」と名付け、9日の賀島祭でお披露目された。

 対馬唯一の酒蔵の杜氏(とうじ)でもある伊藤浩一郎社長(58)と鳥栖市高田町の広告会社代表有馬国昭さん(62)が企画。高田町の農家の協力を得て昨年6月、山田錦を約4千平方メートルに作付けし、10月に約4トンを収穫した。60%まで精白して対馬に送り、3月に約2800リットルの日本酒が出来上がった。

 山田錦を育てた有馬賢洋さん(44)は「昨年9月の風雨で稲が倒れ、酒米を作っているこの10年で最も刈り取りに苦労した」。松隈裕己さん(34)は「刈り取りは大変で収量は少なかったが、等級も良い米ができた」と話した。

 伊藤社長は「かつて対馬藩に送っていたであろう高田町の米を使い、仕上がりは上々。縁がある鳥栖の皆さんに地酒として認識してもらえれば」とPRした。

 特別純米酒「兵介」は720ミリリットル入り1350円、1800ミリリットル入り2400円(いずれも税別)。鳥栖市内の酒販店のほか、対馬観光物産協会が運営する福岡市博多区の店「よりあい処つしま」、対馬市の「観光情報館 ふれあい処つしま」で販売する。河内酒造=0920(54)2010。

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