ようこそ ゲスト様

qBiz 西日本新聞経済電子版

キラキラな久留米の「中立コロニー」 舞い降りる剣は刻(とき)をこえて <ガンダムを訪ねてin九州 第2話>

2018年04月19日 11時09分 更新

記者:三重野諭


  • オーナーに1番人気のカクテル「カミーユ・ビダン」を出してもらった

 「三重野君がおすすめするVガンダムを今見ているよ」。最近、社内のガンダム仲間(特に富野由悠季氏の作品ファン)の一人に話しかけられた。

 確かに私はVガンダム好きではある。そういえば、この企画にも「Vガン」っぽい類似点がある。「Vガン」は冒頭の4話が時系列通りではない。第1話に続く2〜4話が、1話からさかのぼった過去の話なのだ。

 この企画「ガンダムを訪ねてin九州」も時系列ではない。第2回でお届けするのは、第1回よりも先に取材した、私が初めて訪れたガンダムバーについての話だ。

 ガンダムにまつわる場所や人を訪ねて、ガンダムの魅力を探るこの企画。今回は福岡県久留米市の「GUNDAM na BAR SIDE-6」に”入港”したリポートをお届けする。

本業は美容師、閉店後に開店する日々

 西鉄久留米駅から歩いて10分ちょっと。銀色の扉を開けると、キラキラした世界が待っていた。銀色のメタリックなテーブルや内装に、白い機体が映える。RX-78、マークⅡ、F91、GP-01フルバーニアン、ウイングゼロ、ゼロカスタム、エクシア、バルバトス。福岡県の”ご当地ガンダム”ことAGE-1とAGE-2もいた。

 「ほぼ僕のコレクションです。主役機は良いですよね。まだ作ってない、積みプラもいっぱいあるんですけど」。そう話すのは、オーナーのカムラン・ブルームさん(46)。ファーストガンダムの中立コロニー群「サイド6」を店名に、そして作品に登場するサイド6の検察官の名前をそのまま名乗っている。

 「中立ですから。連邦好きもジオン好きも、ティターンズも、コーディネーターも仲良くケンカせず飲んで下さい、という意味で決めました」。本名は伊藤貴雄さん。20年以上続けている美容師が本業で、バーのオーナーとの”スイッチ”を切り替えるために、キャラクター名を名乗っている。

 経営する美容室を閉めた約1時間後にはバーを開けている。開業のきっかけは、プラモやフィギュアのコレクション歴が20年を越え、置き場がなくなったことだという。

 「子どもが大きくなって僕の部屋を取られたので、美容室に持ってきたんです。そしたらお客様が『おもちゃ屋さんみたいになってきたね』って。妻も美容室で働いているので、『倉庫でも借りたら』となりまして」

 しかし、レンタル倉庫を訪れると…。「意外と高い。ワンルーム借りれるじゃん」


”ビンテージ”のグラス。すごく状態が良い<br />
オーナーの伯父がキャンバスに描いた「ラストシューティング」
ADGLAT




特集 qレポートの最新記事

そもそもqbizとは?

Recommend

ランキング

Recommend

特集 最新記事

コラム 最新記事