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目指せ「華丸・大吉」、NSC福岡が開校 15〜53歳の36人が入学 会社員、農業、弁護士…転身組も【動画付き】

2018年05月02日 16時53分 更新

記者:木村貴之


  • NSC福岡校の入学式に参加した1期生たち。平日はサラリーマンとして働きながら土日祝日にお笑い講座を受講し、芸人への転身を目指す人もいる

  • NSC福岡校の入学式では、吉本興業幹部がコンプライアンス(法令順守)の徹底を説く一方、福岡吉本の漫才トリオ「だんごばーな」(正面左)が進行で緩い笑いを誘う一幕もあった

  • そろいのスーツとネクタイ姿で入学式に参加した田島優弘さん(左)と西村公志さん。「中学時代の親友同士で福岡吉本の漫才コンビになります」

ネタ作り、演技、コンプライアンス…養成授業がスタート

 吉本興業のお笑い芸人など新人タレントを養成する「吉本総合芸能学院」(通称・NSC)の福岡校が福岡市で開校した。NSC大阪校や東京校と違い授業日が土日祝日とあって、定職に就きながら芸人への転身を目指す人を含む36人が入学。入学式を経て4月末から授業が始まり、福岡が生んだ人気漫才コンビ「博多華丸・大吉」を目指して、それぞれNSC福岡1期生としての生活をスタートさせた。

 福岡吉本(福岡市)によると、1期生は約8割が20代で、最年少は15歳、最年長は53歳。職業はアルバイトが多いが、会社員や飲食店員、農業、弁護士、介護士―を続けながらの受講者もいる。大半は福岡県内在住で、東京や大阪からのUターン組もいる。

 入学式は福岡市・天神であり、多くの吉本芸人を抱える「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」(東京)の泉正隆会長兼福岡支社長が1期生を前に訓示を述べた。開校理由については「福岡はIT起業家やアニメクリエーター、若い女性が多く、お笑いと親和性の高い街。ここで若手を育てたかった」と説明。心構えとして「時間厳守」「あいさつ」「コンプライアンス(法令順守)」の三大ルールを示し、「全員、1年後の成長を期待している」とエールを送った。

 1期生として入学した田島優弘さん(21)と西村公志さん(21)はそろいのスーツとネクタイ姿。「中学時代の親友同士で漫才コンビになるのが夢」と言う。県内の建設会社で事務職を務める男性(23)は「芸人になる夢をあきらめ、何となく就職して悩んでいた。職場に内緒で猛勉強し、夢をつかみたい」。定年退職した父と佐賀市で農業を営む山口翼さん(23)は「憧れの芸人さんに会うには芸人になるのが早道だと思って応募しました。今はアスパラガスを栽培しながらバスで福岡に通い、しっかり勉強します」。

 1期生は福岡市・中洲の福岡吉本稽古場を教室に、漫才やコント、トークなどの発想指導▽ダンスや発声・演技トレーニング▽コンプライアンス研修▽第一線で活躍中の芸人らを講師に迎える特別授業―を受講。来年3月に卒業後、福岡吉本所属の芸人になれる。

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