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利用者、復活なく不満 JR九州ダイヤ改正見直し 大分知事「要望反映は一部」

2018年06月19日 03時00分 更新

記者:杉野斗志彦、後藤薫平、古川剛光

 赤字路線を大幅減便した3月のダイヤ改正への反発を受け、JR九州が18日発表した見直し策に、沿線が求めた減便列車の「復活」は盛り込まれなかった。自治体は引き続きJR九州に再考を促す構えだが、通勤通学などに不便を強いられる利用者は落胆を隠せず、不満がくすぶる。

 ダイヤの微修正などにとどまり、計38本の減便は見直されなかった大分県。広瀬勝貞知事は記者団の取材に「要望が反映されたのは一部。今後も見直しを求めたい」と強調した。

 県が実施したダイヤ改正の影響調査では、県内全18市町村のうち16市町、全55高校のうち28校が「影響があった」と回答した。

 久大線で同県九重町から日田市の日田林工高に通う3年有永夢叶さん(17)は野球部の練習後、日田駅からダイヤ改正前より30分遅い午後9時14分発の最終列車に揺られて同10時ごろ帰宅する。練習終了は午後7時半ごろ。「改正前のように午後8時台に1便あれば」と復活を願ったが、かなわなかった。

 県内3路線の減便復活を求めていた宮崎県の河野俊嗣知事は「残念。引き続き見直しを要望するとともに利用促進も一緒に考えたい」と語った。

 県の影響調査では、吉都線沿線の高校から「生徒が放課後に3時間以上待たされるようになった」との声が上がった。JR九州が高校の定期試験期間中、生徒の帰宅時間帯に臨時便運行を検討することについて、吉都線で同県えびの市から小林市に通う小林秀峰高2年の加藤啓志さん(16)は「必ずやってもらいたい。夕方の利用者はほぼ学生で、時間帯をもっと工夫してほしい」と訴えた。

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