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2018西日本豪雨

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福岡県最大の産地・久留米の農業打撃 ハウスや水田浸水 アスパラガス最盛期に出荷できず

2018年07月11日 03時00分 更新

記者:萱島佐和子、大矢和世


  • 浸水被害を受け、出荷できなくなったアスパラガスを切り取る農家=10日午後5時すぎ、福岡県久留米市城島町(撮影・萱島佐和子)

 福岡県最大の農業生産額を誇る久留米市の農業が、西日本豪雨の影響で大きな被害を受けている。出荷再開に数カ月かかるケースも。市場への供給量が減るため、農作物の価格高騰を予想する声も出始めた。

 久留米市南西部の城島町。17棟のビニールハウスでアスパラガスなどを手掛ける末次龍夫さん(66)は10日午後、水に漬かって売り物にならなくなったアスパラガスを切りながら、「今が収穫のピークなのに」と嘆いた。

 隣接するクリークから水があふれて浸水。有機肥料を使った土の微生物のバランスも崩れた。「これでは3週間は出荷できんな」

 城島町を管轄するJA福岡大城によると、町内のアスパラガス農家全てで被害が出ており、水田の約2割が浸水しているという。

 旧久留米市を管轄するJAくるめでは管内の全作付面積の4割超(523ヘクタール)が浸水し、被害額は推計約3億4100万円。全国有数の出荷量を誇るサラダ菜は作付面積の8割に当たる約10ヘクタールが水に漬かり、出荷再開に約2カ月を要するという。

 久留米市北野町や同県小郡市、大刀洗町を管轄するJAみいによると、被害は推計約12億2千万円。特に北野町で露地栽培のサニーレタスやハウス栽培の水菜、小松菜への影響が大きいという。

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