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”移動の目的”をデザインする、福岡発の挑戦 街の魅力を作る人につながる「Bluebook」公開

2018年08月29日 03時00分 更新

記者:福間慎一


  • Weekend代表取締役CEOの増崎慶太さん

  • Bluebookのトップページ。さまざまな取り組みをしている「イスト」が名を連ねている

 「街の人を知る」「その人に会いに行く」ことを楽しみながら、日々の暮らしに新たな価値を生み出すことを目指す、福岡発の新たなサービス「Bluebook」がスタートした。作ったのは、福岡市のベンチャー企業「Weekend」(増崎慶太代表取締役CEO)。ショップの店員や写真家、ビジネスマンなど「好きなことを仕事にして街の魅力を作り出している人」のことを知らせ、直接つながる機会を提供する、インターネットのプラットフォームだ。

 増崎さんは佐賀県伊万里市出身。大学を卒業後に米国のアートスクールで学び、カーデザイナーとして日産に約10年勤務した。2015年に福岡市に移住し、昨年Weekendを起業。日産を去った理由を「人をワクワクさせるサービスを、コンセプトから自分で作りたかった。大企業では自分は歯車の一つ。自分ですべてをデザインして、新しい価値を作りたいと思った」と話す。

 日本語で「紳士録」という意味を持つBluebookのコンセプトは「街を楽しむためのピープル(人)リスト」。街の魅力を作り出す人々についての情報や、その人が活動している場所の情報を提供する。Blubookの会員は、その情報を頼ってファンになったり、コミュニケーションを取ったり、訪ねたりすることができる。

 具体的な仕組みはこうだ。

 街の魅力を作り出している人のことを、Bluebook上では「イスト」と呼ぶ。イストのページでは、その人物が来歴や今取り組んでいることなどの情報を詳細に紹介し、活動場所を地図上で示す。

 現在、イストは博多織職人、ダンサー、バーテンダー、ライター、整理収納コンサルタントなどさまざまな職業の約40人で、今後も増えるという。「イスト」はArtist(アーティスト)やGuitarist、Stylistなど専門家を著す接尾辞「ist」から付けた。

 サービスを利用したい人は、Bluebookに登録すれば好きなイストの「ファン」であることを意味する「ソシオ」になれる。ソシオとは元々、スペインのサッカーの強豪、FCバルセロナの登録制ファンクラブ会員のこと。特定のイストのソシオになれば、イストが提供する情報や、他のソシオとのやりとりができるようになる。



イストのページ(Bluebook自身も「イスト」になっている)。取り組みや歴史などが詳細に紹介されている
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